★鳴門金時栽培方法★

やせた場所でも元気に育ち、あまり手もかからなくビタミンC、Eが多く、カルシウムは特に豊富です。
食物繊維も多く、疲労回復、整腸作用、便秘などに効果が期待できます。
日当たりがよく、pH6〜pH6.7の畑を好みます。
肥沃な畑では、つるばかり伸びて(ツルボケ)芋が大きくなりません。
植えつけは、地温が15度以上になってから植えつけしてください。
高畝(30cm)を作り小雨もしくは曇りの日が最適ですが、晴れの日は夕方の植えつけをお勧めします。
苗は畝に対して平行に植える水平植えをお勧めします。
土中に埋める節数は4節〜5節を5cmくらいの深さで埋めてください。
土中に埋める節数が多いほど芋はたくさんつきますが芋は小さくなります。
逆に埋める節数が少ないと芋数は少なく大きな芋ができます。
植える時に気を付けることは、葉は地面に出して植えつけてください。
畝巾は75cm〜80cm、苗間隔は30cm〜35cmです。
植えつけ後2日〜3日は、しおれた状態ですが1週間ほどで新芽が伸びはじめます。
肥料の吸収は、定植後7週目から多くなり18週目まで続きます。特にカリの吸収が多く、カリ分の多い肥料を与えてください。
5月に植えつけしますと、7月下旬から8月上旬にかけてつる返しをしてください。
気温が上がるにつれ、つるが伸び、つるの途中からも根が出て養分が分散されて大きないもができません。
つるを持ち上げて、途中から出ている根を引きちぎってください。
9月上旬に試し掘りをして、太りぐあいを確認して収穫してください。
いもの茎や葉は、ビタミンEがほうれん草の2.5倍、ベーターカロチンは2倍と栄養満点です。ビタミンCはエンサイの5倍です。
長さ10cm〜15cmの新芽を順次収穫して、おひたし、油いため、てんぷらなどの料理がお勧めです。



トップページ